2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

消費税ゼロの気運

30日安藤裕衆議院議員を会長とする「日本の未来を考える会」と、青山繁晴参議院議員を会長とする「日本の尊厳と国益を護る会」が合同で『消費税減税』に向けての緊急声明という記者会見を行った。コロナショックによる防疫体制と経済低迷脱却のため、消費税…

日本人の魂は日本人だけのものではない

僕は、日本人の精神性は、この日本の歴史と風土により作られたものと思っていた。しかし、それは間違えだった。世界を見ると、現在の日本人よりもっと日本の精神を保った人がいるのだ。日本人の美徳とか氣高さとか言ったものは、日本人だけのものではなかっ…

日本を変える

「衆参両院議長-安倍晋三内閣総理大臣-麻生太郎財務大臣-私の夫-赤木俊夫がなぜ自死に追い込まれたのか-有識者-弁護士-大学教授-精神科産業医等-によって構成される第三者委員会を立ち上げ-公正中立な調査を実施して下さい」 これは、夫赤木俊夫氏を亡くした…

日本人の心(武士道3)

僕は日本人とはどんな人のことを言うのかと考える時、祖父を思い出す。祖父は明治時代の人だ。もう今の人はほとんどイメージできないと思うけど、僕には、何か、ピーンと張ったもの、一種の怖さみたいなものが祖父にはあった。明治時代の人の写真や肖像画に…

籠池夫妻のエネルギーは日本に明るい未来を作る

3月26日号・4月2日号の週刊文春でにわかに話題となった「森友問題」。その中心人物である、籠池泰典・諄子夫妻は、補助金詐欺の容疑で2017年7月31日に逮捕された。詐欺を働いた悪玉というイメージを植え付けられ、300日に及ぶ長期勾留となる。この間、もりか…

コロナ対策は5輪開催の為か

24日IOCバッハ会長との電話会議で、安倍首相は5輪の1年延期を提案し了承された。20日時点では「4週間以内に結論を出す」との決定をし、5輪開催の意志を捨てられない政府だったのに。今回は日本から提案し、世界の言いなりになる日本のイメージを消そうとして…

文書改竄はあってはならない

森友問題での文書改竄は財務省の調査において事実であることが報告されている。 【経過】 2017年2月17日: 総理が森友問題(国有地売却で不当な値引きがあったのかという問題)に私や妻が関係していたら、国会議員も総理も辞める、と発言。 2月22日: 財務省に対…

森友学園問題、断固として再調査をさせよ

文書改竄を指示されたとするメモを残して自殺した赤木俊夫氏。その妻が、真の原因究明を求めて提訴したことに対し、安倍晋三首相や麻生太郎財務相は再調査をしない意向を示した。これはびっくりである。調査されるべき立場の人の見解とは思えない。 権力を持…

LGBTについて

LGBTとは、女性同性愛者(レズビアン、Lesbian)、男性同性愛者(ゲイ、Gay)、両性愛者(バイセクシュアル、Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)の頭文字を表した言葉である。簡単にこれに関する歴史を確認してみよう。 性の革命と呼ばれる動き…

森友問題の再燃

元財務省近畿財務局の職員・赤木敏夫さんが自殺した件につき、3月18日に妻の昌子さんが、敏夫さんが残した手記を公開すると共に、佐川理財局長と国を相手に1億1千万の慰謝料請求を提訴した。 森友問題とは、2017年(平成29)2月に発覚した、森友学園への国有地…

社会の変革

社会的少数派は、例えば身体的障害があったり、日本国籍以外だったり、大多数の構成員からなる社会生活の中では不自由を強いられることがある。ただ、社会を構成する大多数によって作られた構造は、色々と調整した結果のものであって、そう簡単に変えられる…

男女格差をなくしたらどうなる?

男女格差を無くす議論がされる。男女は平等でなくてはならないというわけである。しかし、本当にそうなのであろうか。 男女平等を主張する場合に参考にされるデータとして、女性の社会参加比率が使われる。ジェンダーギャップ指数というその指数は、政治、経…

森友事件で提訴

2020年3月18日、元近畿財務局職員•赤木俊夫氏の妻昌子氏が、森友事件の文書改竄に関わり赤木俊夫が死に追いやられたとして、国と元財務省理財局長佐川氏に対し総額1億1千万円の賠償を請求する訴訟を起こした。これは今の安倍政権がぶっ飛ぶような提訴である…

台湾の歴史4(中華民国の統治から台湾へ、李登輝)

台湾の国家体制は、いわゆる3権分立という構造ではなく、1国2制度の立場からすると理解が難しい。ただ、大きな流れとして、中国の支配構造から、台湾人自身の選挙により総統を決める民主的方向へと進んで来たのである。そしてそれは、1996年、台湾人の李登輝…

反エリート主義・反世襲政治

2019年にフランスで始まった、黄色いベスト運動は、単に生活に不満や移民などのグローバル反対でなく、政治そのものへの反対、反エリート主義・反世襲政治なのである。でも、日本人にとっては、それは外国の出来事であった。 しかし、新型コロナウイルスの感…

台湾の歴史3(2つの祖国と台湾人)

第二次世界大戦の終結は、台湾にとっても大きな転換点であった。「日本軍」として戦ってきた台湾が、中国人の国として、「戦勝国」になったのである。そしてかつての祖国、中国が台湾にやって来るのである。日本人として生きてきた台湾が、中国になるのであ…

台湾の歴史2(日本の統治)

台湾には、土着の民族がいるが、国という形式は成していなかった。一方で、福建省辺りから移り住んだ中国人は、祖国という感覚を持っていた。時代は、明、清である。しかし大陸とは違い、島の閉じた世界でもあった。だから、戦乱のたびに、民族が入れ替わる…

今こそ、心穏やかに

アメリカが緊急事態宣言をした。株価は大幅値下がり、乱高下している。日本政府は後手後手の挙句、ようやく事態と向かい始めた。でも五輪は断固やると言ったり、アメリカなどの意見にうろたえる。中国は原因を作った自国の過ちの謝罪もなく、感染おさえたと…

原発メルトダウン 危機の88時間 (武士道3)

NKH BSで「原発メルトダウン 危機の88時間」を見た。3.11の地震と津波による、原発のメルトダウンという、人類にとって初めての危機をドキュメントしたものだ。中央監視室という密室の中で、想像を絶する混乱と闘い、東日本の壊滅を覚悟した衝撃的なドキュメ…

お父さん、お母さん、お疲れ様ありがとう

僕の父は、40年前に亡くなりました。大正12年生まれで、57歳でした。フィリピンへ学徒出陣、左右の戦士が銃弾に倒れる中、生還したと伝え聞いてる。その事について何も父から聞かぬまま。今にして思えば、どんな胸の内であったであろう。何を子供に伝えたか…

台湾の歴史1

僕が台湾に関心を持ったのは、新型コロナウィルス感染への取り組み方に注目した事がきっかけでした。そして現在3月7日から9日まで3日間、新規感染者ゼロとなっている。僕はその政府の毅然たる対応に、昔の日本の精神を見た思いがしたのです。どうしてそいう…

武士道とは(武士道2)

武士道とは、一言で言うと品格ではないか。それはもともとは、武士の生き方を表したものだったのであろう。しかし武士は、命を捧げて主君に仕える存在である。命をかけるという覚悟を普段から身につけていなければならないのである。そういう日々の修養によ…

新渡戸稲造(武士道1)

新渡戸稲造とは、2007年まで印刷されていた5千円札の人物です。現在も使用できるので、見かけることも出来るかも知れません。ちなみに今の五千円札は、樋口一葉です。 それはさておき、僕は、新渡戸稲造という人物をつい先日まで全く知りませんでした。その…

ガラス戸越しの見舞

武漢新型ウィルスのため面会禁止となって、1週間。食べ物の差し入れと、ひと目だけでも顔を見たいと、ホームへお願いしました。 担当の人が了解してくれ、館内には入らないが、ガラス戸越しに顔を見れるところで会いました。母は僕を見て「良一さん?」と言う…

妻とおしゃべりウォーキング

3月6日は雲ひとつなし。気温も15度で絶好の初春の散歩日和でした。久しぶりに、妻とウォーキングにでました。目的もなく、片道1時間少々。途中マックでのコーヒーブレイク含めて3時間でした。 この間妻はしゃべりっぱなしです。コロナウィルスのこと、子供の…

人の尊厳を弄ぶな

去年12月30日、武漢の眼科医の李文亮は約150人が参加するグループチャットで「華南海鮮市場で7名がSARS(重症急性呼吸器症候群)にかかり、われわれの病院の救急科に隔離されている」という情報を発信した。しかしコロナウィルス隠蔽を計る武漢当局は、亮医…

母へ氣を送る

コロナウィルス感染拡大で、母の入所する特養も、3月1日から月末まで面会中止と連絡が入った。明日行ったら、通路のお雛飾りを見せようと思っていた矢先、残念な思いであった。そして今日は5日となる。 ほぼ毎日ホームに顔を出していた僕としては、ちょっと…

KJ法による魂の解明

KJ法とはは、文化人類学者で東工大教授であった川喜田二郎が、膨大なデータをまとめるために考案した手法である。KJはその川喜田二郎のイニシャルを使ったものである。僕は東工大の学生時代、友人を通して、そのKJ法に触れる機会があった。 KJ法のやり方は、…

プログラミングと僕の目標

僕は警備員になる前はプログラム開発をしていました。40年前はNECのPC98の時代でしたので、言語はN88basicからスタートしました。そのながれでMicrosoftのVisualBasicをずっとやっていました。これはとても良い開発環境で、僕はその恩恵に十分あずかりました…

日本人の魂、台湾から

新型コロナウイルス対応の事で、台湾から「日本はどうなっているんだ」と戸惑いの声が上がっていると言う。 確かに台湾の感染対応は素早かった。台湾は感染者が一人も出ていない1月15日の時点で「法定感染症」に定め、春節の休みを延長して、2月24日まで全小…