コンピュータは欠かせないものとなった。
街で目にするポスター、広告、チラシ、新聞や雑誌、手紙までコンピュータでデザインされている。より綺麗に、鮮やかに、そしてスピーディーに。
しかし、僕は、このコンピューターの時代の次で来るもの感じました。それは、妻が色鉛筆とマジックで描いた、コーラスへの勧誘のポスターを見た時。コンピューターで作れないので恥ずかしい、と言いながら持ってきたそのポスターには、コンピュータでは味わえないものがありました。
コーラスに対する思いとか、メンバーへの優しさとか、コンピュータでは表現できないものを感じたのです。コンピュータには表現できないもの、それは、心の叫びとか、楽しさとか、生きるエネルギー。所詮、データの集積では出せないもの。