2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

死生観の見直し

たいそうなタイトルをつけてしまいました。「死生観の見直し」。僕は今の米中対立や日本や韓国の政治的混乱、そしてコロナウィルスや中国大洪水、これらは死生観の見直しを”天”が与えているの現象ではないかと思うのです。おかしいことをおかしいと言えない…

命と魂

僕は昨日、自分の身体は「借りたもの」であると気がついた。よくよく考えてみると、これは極めて日本人的な感覚である。たとえば、西欧的な感覚では、この肉体こそ自分であるとういう意識が強いのでなないだろうか。だから、身体を「借り物」と感じるのも、…

僕の身体

風呂に入りながら、ふと気がついた。今洗っているこの足は僕の足か? いや、これは”僕“の足じゃない。僕が、宇宙から自然から天から借りた物なのだ。僕は、この足を、借りているんだ。 そうだ、この足がなければ、どこにも行けない。いつも身体をザッと洗っ…

歩む速さと時間の厚み

昨日、約3ヶ月かかった電動丸ノコを使った、木材のカッター台が出来上がった。これを作ろうと思ったのは、娘からテレビの台を作ってくれと言われたからである。 実は近年、僕は基本的に釘を使わないで木工をするようになった。そうする事でしっかりとした構…

人生の豊かさ

僕は韓国ドラマ「トンイ」が好きです。NHKドラマで数年前見てから何遍もビデオで観ています。何故こうまで飽きずに観るかというと、そこには命より大切なもの、正しさのために生きる姿をみるからです。 このドラマの中で好きなシーンの中に、主人公であるト…

おかしい事は「おかしい」と言おう

今、米中の対立はますます厳しいものになってきている。アメリカが、「おかしいものは、おかしい」と言い始めたのである。ウィグルにしてもチベットにしても「おかしい」と思う。何故おかしいと言えないのか、"それ"こそ「おかしい」。 その理由として言われ…

中国と中共を区分せよ

かつての、堯瞬時代の中国は偉大であった。孔子老子など東洋の偉大な知恵を築いた国であった。日本もその影響を受け、長い歴史を刻んできた。しかし、今の中国は変質してしまった。いや、中国が変質してのではなく、その中国に”中国とは違う”「中共」が入り…

山本太郎の失速

れいわ新撰組の山本太郎が失速している。7月3日に公開された、大西つねき氏の動画に「命の選別」という言葉があると言う事で、れいわ新撰組は大西つねきを除籍をしたのである。山本太郎、大西つねきのその後のメッセージ聞いたが、やはり、大西つねきを除籍…

新宿区がコロナのエピセンターか

7月16日の参議院予算委員会で、東京大学先端科学技術センターの児玉龍彦氏の、コロナのエピセンターに関する報告がありました。これについて今日(22日)僕は知りました。とても分かりやすく、科学者らしい正義に立った話しぶりに僕は引き付けられました。エ…

「心」を読む

夏目漱石の「心」を読みました。学生時代に、課題だったか、読むべきと思ったのか失念しましたが、一度読んだことがあります。その時は、なんだかとても暗くて重たい気持ちしか残らなかった思い出があります。でも、今回改めて読んでみて、とても深く共感す…

中絶と僕の後悔

今年もお盆の季節になってきました。妻は毎年仏壇にお供え物や、キウリやナスで作った馬や牛を飾ります。そして、小さなオモチャも必ず添えるのです。それは中絶した最初の子供です。 どんな理由であれ、一度お腹に宿した子供は忘れられないのでしょう。正直…

繕いの味わいは経済には無用か

長年着ていた普段着の襟首の部分が擦り切れて、糸がほつれ始めました。ずっと前から、何とか繕って綻びが広がらないようにと心していたのですが、もはや限界までになって、ようやく繕いに腰を上げたのです。 繕い始めると、もはや糸だけでは回復できない部分…

糞を投げ入れる迷惑な人間

僕は横浜みなとみらいにある施設の警備員です。その施設にあるマンションには富裕層が暮らしています。しかし、そのような生活水準からでは計り知れない様々な人がいるものです。このマンションの隣に駐車場があり、その屋上は空きスペースになっています。…

すべて人には役割がある

社会には色々な役割を持つ人がいる。上に立つ人も、下で支える人も、善人も悪人も、全ての人がこの社会を構成し動かしているのだ。誰とて不要な人間はいないのだ。但し社会全体として必要なことがある。それはバランスだ。揺れ動きながらも、倒れず前に進ん…

音楽図画工作体育こそ主要学科

現代の教育の主要学科と言えば、英数国理社の5教科である。なんと英語がトップである、それはさておき。僕は、これ以外の「その他学科」であるところの、芸術がとても重要であることに気が付くようになった。芸術、すなわち、自己表現である。僕は、英数国理…

物に自分を合わせるのではなく、自分に物を合わせるへ

前回の「効率の経済から心を込める生活へ」の趣旨を別の切り口から書いてみたい。それは、人と物、どちらが大切かと言う事である。 そもそも人間は、ほかの動物とは違い、与えられた環境を自分に合わせて修正し適応してきた。狩猟生活では非力な人間が猛獣と…

効率の経済から心を込める生活へ

コロナ感染の中で、世の中は自粛自粛で、動くな・広めるな・小さくせよを強制されている。コロナ感染に対する対応が確立していない段階ではこれもやむをえないのであろう。しかし、今回のコロナだけではなく、これからの危機管理を考えると、今までのような…

どうしてベンツやBMWなの?

僕は横浜みなとみらいのある施設の警備員をしている。その施設併設マンションは、いわゆる億ションという高級マンションである。僕は今まで当然のこととして受け止めていたが、よくよく考えると不思議に思うことがある。ほとんどの車が外車なのである。ベン…

心を伝える

心を伝えるというのは難しい。相手のことを思っていたとしても、言葉一つ、状況如何でその真意は伝わらない。下手すると、伝える側もその伝えるべきこと間違っている可能性もある。 人は、その肉体、その環境、その運命に支配されている。肉体を通して色を観…

「命の選別」の議論

れいわ新撰組の大西氏は、3日公開された動画投稿サイトで、「どこまで高齢者を長生きさせるのか。命を選別しないと駄目だと思う」との発言した。これは大きな問題となり、7日に謝罪をしたが、れいわ新撰組としては「除籍」という処分になる方向で話し合いが…

68歳の夫から62歳になる妻へ

本日7月11日は妻の62歳の誕生日です。結婚生活は37年目になりました。もう完全に結婚生活の方が僕の人生になりました。新婚時代の新鮮さと楽しさは一瞬て終わり、長い間僕は仕事、妻は家族ややり繰りの事で追われ、気持ちがすれ違っていたものでした。でも今…

責任を放棄した政治

今の日本は責任を取らない政治になっている。間違いを犯しても、罪を犯してもそのまま居座るのである。これは、一部の人間たちによる「お友達政治」に原因があると思う。お互いに傷をなめあい、しょうがないよと慰めあい、そのまま政治の世界に居座るのであ…

社会変革の前には思想変革がある

都知事選は小池百合子の圧勝で終わった。決してこのままで良いとは思わないけど、コロナ騒ぎで大きな変化を望まなかったのだろうか。既存勢力とそれを望む人が意外に多いとも感じられた。 しかし一方で、今に体制に敢然と立ち向かう山本太郎にも一定の得票は…

アーク溶接

僕は溶接とは縁がなかった。しかし、木工だけでは手間がかかり、機能が十分に果たせない場合があり、なんとか溶接もできるようになろうと考えていました。そこで、100Vでアーク溶接ができる機械を、この春購入しました。 でも、ただそれを用意しただけではだ…

七夕

7月7日は七夕です。小さいころ、竹の葉に飾りをつけ、願い事の紙を張った覚えがあります。家族で作った飾りはただの色紙ではなく、宇宙の果てにつながっているような気がしました。この、夏の夜の七夕の風情は、なんとも心が和らぐ深遠な思いがありました。…

都知事選残念でしたが、確実に変わってきました。

小池百合子が都知事に再選されました。それも圧勝で。山本太郎を応援していた僕としては、大変残念です。日本を首都から変える大きなチャンスと思っていました。相も変わらないコロナ対応で、今後の方針の見通せない、検査の結果についてもその根拠が不明な…

個人の要望と組織の要望

コロナ感染で特別養護老人ホームで面会謝絶が続いている。面会はガラス越し、直接息がかかる用な声かけはできない。それに、ホームの職員の手を煩わすので、そう簡単に面会の予約もできない。 理由はわかっている。そうしなくてはならないことも分かっている…

社会は迷うことなく変革している

東京都知事選も最終段階となった。あと3日で投票日である。僕は都民ではないが、もちろん山本太郎を応援している。一年前の今頃は参議院選挙があり、あの時は、山本太郎の消費税廃止、財政出動など、衝撃的な政策に驚いたものだった。しかし、今はそのような…

認識共同体

認識共同体とは、考え方や社会とのかかわり方が似ている人たちの集団というべきものである。考え方が似た人が集まると言う事でもあるが、自分が属している集団の考え方に染まっていくといってもいい。そして、一度ある認識共同体に属すると、そこから抜け出…

センメルヴェイス反射(確証バイアス)

センメルヴェイス反射とは、人間の自分が間違っていることをなかなか受け容れられない性向のことである。長い間の習慣でやってきたこと、特にその世界における権威的な人々によって推し進められてきたことが、科学的にみて間違いであったことがわかっても、…