中国と中共を区分せよ

かつての、堯瞬時代の中国は偉大であった。孔子老子など東洋の偉大な知恵を築いた国であった。日本もその影響を受け、長い歴史を刻んできた。しかし、今の中国は変質してしまった。いや、中国が変質してのではなく、その中国に”中国とは違う”「中共」が入り込んできたというのが正しい。

 

かつての中国は、中華であって、天命が治める国であった。天の意思を受け継ぐ天子が、その遺志を継ぐ次の天子に国を任せる偉大な国であった。しかし中国は広大であり、色々な民族がなだれ込む地勢であったがゆえに、その歴史は分断され、力こそ正義の国になってしまい、国民と統治とが離れていってしまった。天命を忘れ、現世の利益のみを求める風土が広まってしまった。そして最後に、かつての中華のプライドと現世利益追求の思惑のみが残り、共産主義という人間の精神を忘れた思想に集結し、中共という人類史上最悪の「組織」を作ってしまったのである。

 

今、アメリカのトランプ政権も、「中国」と「中共」を区分している。非難すべきは「中共」であって「中国」ではないからだ。これは正しい区分であり、中共にとっても最も恐れるプロパガンダでもある。なぜなら、「中共」は中国の富を自分のために吸い取る「組織」であり、中共はそれを自覚していることでもあるからだ。

 

かつての中華の思想とともに、正しさが中国を統治するようになることを望む。