壮大な未知の旅

トランプが言い残した「未知の旅」とは、考えれば考えるほど壮大な旅路です。単にアメリカの問題ではなく、近代西欧社会、中世暗黒社会、さらにはギリシャ哲学発生にも遡るような大転換のような気がします。

 

宇宙の神は、そのエネルギーを使って大宇宙を創造しました。ある意味それは決定論的な機械的な過程であったと思います。

 

しかしある時、神は自分の意思も他の存在に渡したらどうなるか考えたのかもしれません。神は生命を誕生させました。自分の意思で体を動かし動き回る生命を作り上げました。実はその最後に、宇宙のエネルギーを操ることができる生命体、つまり人間を作ったのです。ここで言うエネルギーとは、単に火や電気ではありません。想念も含めた宇宙全体の気のエネルギーです。

 

この数千年の人類の歴史では、その気のエネルギーの使い方が間違っていました。今ここにその罰として、社会の崩壊を味わうことになるのです。自分の損得、欲望、権利の主張などに固執し、人間は宇宙のエネルギーの使い方を間違ってしまったのです。共に生き、調和と思いやりとを持ち、思い上がりを廃し、生命の神秘とかけがえのなさを大切にする生き方をするべきだったのです。自分の利益のための宗教、政治権力のための宗教も卒業し、真に敬虔な気持ちで宇宙を崇めることが必要なのです。

 

ですからこれは本当に壮大な未知の旅なのです。