見せかけの時代から、実体の時代へ

僕は、これからの時代は、見せかけではなく実体がものを言う時代になると思います。そうならざるを得ないと感じます。今の世の中にあるものは、見せかけです。経済も、お金も、権威も、そして政治も権力も。お金は、信用創造と言う仕組みによって、雪だるま式に作られたものだったことがわかりました。株の取引だって、今手元にないお金をもとに大きなお金を動かしています。権威だって、本当にそれが正しいのか言う事はわからずとも、これが世の中一般の認められていると言うだけで偉そうな顔をしているのです。

 

このすべての基本は、自分自身ではなく、他のところにある筈だ、と思われるもので動いていると言うことです。自分自身で確かめもせず、人が言っていたからそれを認めているだけです。でもそれがいかに脆弱で中身のないものであるか、と言うことが今回のアメリカ大統領選挙でわかってしまいました。ほとんどのアメリカ人が、一部の権力者とマスコミに騙されていたということがわかったのです。

 

でも、アメリカの半数以上の人が、トランプによって目覚めました。本当の実態を知ることができたからです。嘘で固められた権力機構が暴露されてしまったのです。もうこうなると、嘘は通用しません。本当に自分にあるものでないと人には通用しません。これが見せかけの時代から実体の時代への変換なのです。

 

僕自身に、そしてあなた自身に、本当の実体・実力はありますか。本当に自分自身で動くことができますか。見せかけだけで動いてはいませんか。このことが問われる時期が来ると思います。小さな事でもいい、身近なことで良い、その中に自分自身の実在を今からでも作っていくべきだと思います。そういう時代がすぐ目の前にやってくる気がします。。