まずは悪の根絶から

アメリカ大統領選出は、いよいよ最終段階となっている。その中で、沼の中のワニ達が炙り出されてきている。トランプの共和党の中からも、何人もの反トランプが出てきている。予想されたことだけど、こうなると共和党民主党という戦いではない。選挙の不正に目を瞑るか否かである。不正を作った悪と戦うか否かである。

 

アメリカ国民は、不正がはっきり見えれば、不正に反対する事は分かっている。だから、不正を働いた側は、仲間のマスメディアを使って、その不正が明るみに出ないように必死なのだ。つまり、悪を働いた側は、極小数の特権階級ということになる。そう考えると、贅沢を貪る王侯貴族を民衆が倒した、過去の歴史の繰り返しでもある。但し、今の方が遥かに複雑で困難な状況であるが。

 

さて、その中身をよく見てみると、不正があったと分かっていても、それを言えない人が多いことが分かる。経済的に、社会的に政治生命を断たれてしまうのであれば、触れずに黙っていたいのである。不正に対し声をあげようとすると、組織の上層部から圧力や脅しがかかる。それに対抗できないのだ。

 

では、その組織の上層部はどういうことになっているかと言うと、中共の金やハニートラップに引っかかって逆らえないのだ。いや、その金やハニートラップを進んで受けているという輩も多いだろう。中共等の外国勢力だけでなく、アメリカ国内でも同じ様に金と欲望で人をコントロールしている構造があるのだ。エプスタイン島で行われる小児性愛の実態は、もはや都市伝説や陰謀論ではない。事実なのだ。

 

こういう風なことがわかってくると、人間とはなんと情けなく堕落した生き物だと思ってしまう。こういう実態を明らかに知った上でないと、僕だってそのトラップに引っかかったら、どうなるか分からない。深い気持ちも無く、ただ漫然と金と欲望に足を突っ込んでしまったら、抜け出せなくなるのではないか。

 

僕は、今の社会、教育等の風潮を思えば、この様な堕落に陥ってもおかしくないと感じざるを得ない。何が正しいのか、悪いことはなにか、その区分が見えなくなっているのだ。それに、悪いことを目の前にしても、目を背け見ないようにしている。言えば何をされるか分からない。こういう風潮が、現在の腐敗の土壌なのではないか。

 

現代は、何をやってもいい、権利だ、自由だ、といったケジメのなさがある。また、そういう言論に対して、断固として立ち向かう気風がない。やってはいけないことの一線が無いのだ。これら教育や社会環境のことは、今後の重要課題として考えなくてはならない。

 

だが、今、早急にやらなくてはいけないのは、こういう風潮を利用し、人間をさらに堕落させ、利益を貪る「悪人」の根絶なのだ。彼らは、今もって、この現代の風潮を推し進めようとしている。もう、情けはいらないと思う。炙り出して断固処罰をする事だ。そして、同時に、この様な風潮を作り出した「悪の根源」とも言える思想や考え方も"炙り出し"葬る事である。