戒厳令を出すときではない

リンカーン大統領のように、戒厳令を出すべきだという声が身内から上がっています。確かに、今のアメリカは崩壊していて、力による制御がないと収拾がつかないという意見にも論拠があります。しかし、その誘いに簡単に乗らないのがトランプです。今戒厳令を出したら、アメリカは分裂します。左翼たちはむしろそれを願っているのです。

 

戒厳令を出すのには、もう少し国民の目覚めが必要です。つまり、アメリカを分裂させようとする邪悪な勢力を孤立化させないといけないのです。トランプ大統領弁護士団が、初めて最高裁に訴訟を起こしました。また、1月6日にワシントンに集まろうと、初めて大統領が呼び掛けました。つまりこれは、国民の声で、最高裁や議会が動かざるを得ないようにするためです。司法や政治に国民は失望しています。その怒りを国民が直接ワシントンでぶつけるのです。いやぁ〜、誰がこのような流れを想定できたでしょうか。何という、計算された、筋道なのでしょう。

 

政治や司法が、自ら清浄することはできない。流れを変えるのは、国民の声しかない。これを最初から想定していたみたいです。トランプの天才があったとしても、神の導きがなければ実現できない筋書きです。神の怒りは、これ程までに達していたとも言えるでしょう。

 

この年末年始は、人類史でも特筆すべき瞬間です。じっくり見ていきましょう。そして、その流れに自分を置き、大きな潮にしていきましょう。