日本大好きマレーシアの女性マストゥーラさんのYoutubeで、東京裁判についての配信を見ました。正直に言って、東京裁判の何たるかをこの歳まで認識をしていませんでした。戦争をしたのだから、そして負けたのだから仕方ないとずっと思っていたのです。東京裁判が問題あると言う事を耳にしていましたが、それが何か分かっていなかったのです。
簡単に言うと、東京裁判とは単に戦勝国の復讐の裁判であったと言う事です。復讐であれば、法のない野蛮な世界と同じです。そもそも、戦争そのものは犯罪ではなく、それを裁く法律もなかった。そこで、そういう法律を急遽作成し、しかも過去にさかのぼってそれを適用したというのですから、そもそもその行為自体が犯罪であったとも言えます。
しかし、その驚き以上に、僕自身がこのことをずっと認識してこなかったと言う事です。日本は悪いことをした、だから裁かれて当然だ。原爆を落とされなければ、戦争の終結はなかった。など、学校で教わった戦後史観でずっといたのです。なんて恐ろしいことでありましょう。僕は昨年、令和元年から、日本とは何かを考え始めてきました。そしてやっとここまで来たという感でもあります。そして、教育とはなんと恐ろしいものかと思うのです。
いま世界は大変革の真っただ中であり、今まで隠されてきた一部支配層の思惑が明らかになってきています。そして今までその真実を知らなくて、黙っていた大衆が、声を出し始めました。東京裁判自身も、改めて「裁かれる」運命にあります。人道に対する罪で大量殺戮を裁いたとすれば、原爆を決定したトルーマン大統領こそ、罪に問われるべきなのです。今更、口に出せない、恥ずべき裁判をしてしまったのです。きっと、間もなく、真の裁判が下され、一方的に裁かれた「戦犯」の名誉回復も行われる時が来ると思っています。
