日本人よ自ら考える人たれ

テレビや新聞などのメディア情報を、鵜呑みにする事を止める人が、少しずつ増えている。では何を真実として判断したらいいのか。そのためには、数多くあるインターネット情報から、何が真実かを、自分で判断していくしかない。

 

メディア情報が悪く、インターネット情報がいいということも無い。インターネットにも、悪意をもって扇動する情報が溢れているのだ。大事な事は、メディアやインターネットから情報を集め、「自分の頭で考え判断する事」なのである。

 

そのようにしていけば、仮に自分の判断が間違っていても、何故その様な判断したのかを検証できるからである。そして、このようにする事によって、自分で行動を決定していくと言う「肝を鍛錬」する事になるのだ。「人任せ」にしない自分自身を練り上げていくのだ。

 

戦後日本人は、GHQ占領政策をもって、「自分で考える」事を忘れさせられた。3S政策によって、スポーツ(sports)、映画(screen)、性(sex)に目覚めた日本人は、悦びを享受する事を覚え、創り出す喜びを忘れていった。さらにチョコレートやアイスクリームという、甘味(sugar)を知る事で、欧米はなんて素敵な世界だと思うようになっていったのである。そして海外のものに憧れ、与えられるだけで、自ら考え創り出すことを放棄していった。

 

コロナウイルスなど色々な世界的事件を目にするに、今こそ、日本人はそろそろ目を覚まし、自らの頭で考える習慣を取り戻さなくてはならない。その為の第一歩としても、メディアのみの情報にコントロールされることを止めるべきなのである。