身体が狂い始めた?

僕は昭和26年、1951年生まれの68歳です。最近気になっていることを書きます。それは、現在の人の体が少し変わってきたのではないか、という事です。もっとはっきり言うと、身体の自己回復力が低下しているのではないか、という事です。

 

僕は以前、人間は無菌の環境にいるとだめになる、という事を書きました。

turusaburou.hatenablog.jp

社会環境が整備され高度になってくると、それまでの「自然」な状態からだんだん乖離してきます。そうすると、身体が本来持っていた能力、別の言い方をすると野性味が減ってくるのです。医学的な分析は出来ませんが、周囲の人を見ていて、そう感じることがあるのです。

 

特に、清潔でないこと極端にを気にする人にその傾向があります。その傾向によって2つの結果が生じます。まず、いつも清潔にしていると、不潔な環境に対応する能力が落ちてしまう事。そして次に、清潔でないことに対する恐怖心による症状の悪化です。

 

例えば、ちょっとした傷であれば、そのままにしておけば自然に治ってしまいます。もし膿ができたなら、それを除去してバンドエイドを貼っておけばいいのです。もちろん状況により、消毒は必要であり、それは経験によって判断します。でも重要なのは、体外の異物に対してどのように対応するか、ということを身体に常に思い出させておくことです。かさぶたは天然のバントエイドなのです。

 

清潔であることを極端に気にしていると、このような身体の自然能力を衰えさせてしまうと思うのです。さらに、その延長として、身体のちょっとして変化や異変を常に気にすることによって、自然に治る症状も長期化させてしまっているのではないか、と思わせる状況もあります。

 

もちろん、身体の健康対策には、上記のような内面の対応も必要ですが、外的対応も大切です。つまり、悪い食品や、空気環境の悪化などです。これらについては別途考えていきますが、まずは、身体の持っている自然の力が大事であるという事をここでは書きました。