2019年を振り返って

2019年は僕にとっても、そして日本にとっても変革の兆しある年であったと思います。

 

日本は、新しい時代の幕開けを感じる「令和」と言う時代が始まりました。新天皇は、年齢的に僕に近く、僕はこれからこそが自分の時代かと思っているのです。そんな思いがあって、僕は、令和が始まった5月からマリンバを40年振りに再開し、中村天風の朝旦偈辞(朝に唱える誦句)をはじめました。これは僕の心に安心感と調和をもたらしてくれました。心の内が変わってくるのを感じることができました。

 

実は、僕は2018年秋から、玄関前の空間に畑を作り始めてたのです。その土いじりが僕にしっかりと地に足をつけること、あわてないことを教えてくれました。そして、この経験が、令和からの新たなるスタートをするきっかけとなっています。

 

折しも世界は激動に入っていました。2018年6月に行われたシンガポール米朝の会談は、これから何が起きるか分からないという驚きを僕に与えました。そして、僕は政治とか社会に対し、今までになかった強い関心を持つようになりました。日本とはどういう国か、世界の裏側には何が潜んでいるのか、ネットやYouTubeをむさぼるように見るようになりました。

 

2019年が幕を開けた時、僕は新しい時代に沿って僕も変わろうと決意していたのです。それまでの、目的がない、ただ流されるままの自分ではいけないと思うようになっていました。令和という新しい時代のスタートは、そんな僕を強く後押ししてくれたと思っています。まだ始まったばかりです。でも、確実に変化しつつあります。僕も世界も。