新しい社会の共通認識、教育

教育について考えてみたいと思います。僕たちは学校で勉強しています。勉強とは、その意味は、勉め強いると言うことです。決して楽しいものではありません。辛いものなのです。本当に、学ぶ事は辛いことなのでしょうか。学ぶ事は辛いというのが、今の僕たちの社会の共通認識なのかもしれません。

 

一定の期間、学校と言う箱に詰め込んで、基礎を学習させなければ世の中に出せない、と言うのは共通認識です。しかし、実際に社会に出てみて、学校で学んだことがそのまま役に立っているとは、なかなか思えません。もちろん基礎にはなっています。でも世の中へ出たら、また一から学び直しているのが実態ではないでしょうか。

 

基本と実践と分離する、と言う考え方はここにはあります。基本は大事です。しかし実践から離れた基本は、学ぼうと言う意欲を失わせるだけのものなのです。僕はまず、実践から学びを始める、と言う共通認識を持ちたいと思います。でもこれは、教育制度や社会のあり方そのものを、変えていかなければならないことなのかもしれません。しかしこれこそ新しい社会の共通認識なのです。