MAGA

韓国の大ヒットドラマ「トンイ」で、宿敵のトンイを何が何でも引きずり下ろそうとする王妃オクチョンに対し、チ・ジニ演ずる王粛宗が「もうよそう、オクチョン。それほどまでに崩れたそなたを、もうこれ以上見たくない」と言うシーンがある。高い志を持って宮廷に入った彼女が、権力と欲に溺れ誇りを失っていく様を嘆いた言葉だ。

 

ちょっと大げさかもしれないが、この言葉は、僕が今アメリカに対して、言いたいことかもしれない。トランプ大統領再選を不正を犯してまで阻止し、大統領を勝ちとったあとも更に弾劾を起こした。その弾劾が不成功に終わるやいなや、トランプのアーリントン墓地への埋葬阻止する法案作っている。

 

バイデン大統領はただの操り人形で、魂のこもらないスピーチからは、なんら未来は見出せない。共和党の一部を含め民主党や利権に染まったアメリカ支配層は、かつての栄光あるアメリカに立ち戻らさせることは不可能であろう。これほどまでに、腐ってしまったのかというのが僕の正直な気持ちだ。

 

しかし、これほどまでに落ち込んだアメリカが露わになることで、逆にトランプは不滅の人気を勝ち取っている。もちろん実績も十分にあったが、今までと違い、トランプの言葉はストレートで分かりやすかった。そして、なによりも、今まで誰も言わなかった真実を広めたのだ。

 

オクチョンがトンイに「結局お前も野心があった。そうであろう?」と言うのに対し、トンイは「王妃様が何をもって野心と言われるのか分かりません。でももし、正しいことを貫きたいと思うことを野心と言うのであれば、はいございます」と答える。

 

トンイの真実を求めるストレートの気持ちは、今のトランプチームのそれであろう。真実の炎で不正を焼き尽くし、MAGA、Make America Great Againを実現して欲しい。