国民の分断

民主党最年少下院議員のオカシオ・コルテス氏が、インスタライブで、6日の合同会議の様子を語った。その中で彼女は「私はここで死ぬのだろうと思った」と言った。そして、トランプ大統領を「祖国に対する裏切り者」だと批判し、さらに、民主党ジョー・バイデン候補の勝利の認定に反対した、共和党上院議員テッド・クルーズとジョシュ・ホーリーは、政治的野心からアメリカの民主主義を弱体化させることに加担したと非難した。

 

彼女が、このときの事件の真相を、本当に知らないでこの発言をしたのであろうか。主要メディアだけが報道することしか耳にしてないのであろうか。本当にそうだとしたら、彼女こそ、アメリカの民主主義を破壊し、国民の分断を推し進めている当人である。

 

おそらく、善良なる民主党支持者は、彼女の発言のような心境なのであろう。そのような観点で、今のワシントンのものものしい警備状態を見たら、ますます"トランプの恐ろしさ"を実感するであろう。そして、暴動の首謀者にアンティファのリーダーがいたとの報道を聞いたとしても、それは陰謀論だと決めつけるであろう。

 

真実を広めようにも、それを受け付けないような頭に洗脳されてしまっている。こうなると、力を持って真実を提示しないとダメなのかもしれない。

 

人間とは、イメージで生きる動物なのであろう。一旦洗脳されたのは、真実を見ることもできなくなる。中共を仲間と信じる脳は、ウイグルや香港の実態を見れないのである。そういえば、アメリカ議員の中でも、毛沢東の画像を密かに書斎に飾っているとの報道を聞いた。誠に恐ろしいことである。

 

近代哲学が生み出した共産主義と言う思想が、どうして生まれたのか、その原因と対応ををする必要があるとつくづく思う。