アメリカ大統領選挙はまだ終わっていない

メディアはこぞってバイデンの大統領確定の記事を出している。一部保守系のメディアや言論人も、トランプの負けを言い出した。僕はその流れに悲しくもあり、大きな憤りも感じている。バイデンが大統領としてWebを準備しているとか、共和党が分裂しているとか、メラニア大統領夫人が負けを認めるように説得しているとか、トランプは悪あがきをしているだけだとか、挙句はトランプが自身のスタッフに不満を言っているとか、多くの記事で負けを認めさせようとする動きをしているとしか思えない。そして多くの人が、これでトランプが負けたと信じたり、もうトランプ再選は駄目だと諦めたりしているのだ。

 

これこそ、世の中の動きである。今のメディアの意図である。しかし、まだ大統領選挙は終わっていないのだ。この仕組まれた報道の陰謀には、心の奥底から怒りを感じる。

 

ペンシルバニア州では郵便局員が不正の告発をし、共和党の法務委員長が調査の指示をしている。ミシガン州では、集計時に共和党側スタッフを排除したこと対する異議申し立てを州の裁判所が却下したことについて、今度は連邦最高裁の判断にゆだねられることになる。ジョージア州では票の再集計が決まった。ウィスコンシン州にはトランプ陣営が再集計の要請を出した。

 

つまり、まだまだ選挙開票は終わっていないのだ。訴訟開始や再集計段階なのに、もう選挙は終わったとしてトランプ陣営を孤立化させようとしている。

 

しかし、選挙に対する不信の大きなうねりがあると思わなくてはいけない。トランプを応援したあのサポータの熱気を、メディアの力で抑えられると言う思い上がりは断罪されなくてはならない。今回は、今回こそ、腐敗したメディアの告発も含め、アメリカの正義を勝ち取るチャンスなのだ。正義を確認するまでトランプは絶対に負けを認めないし、それはすなわち、トランプ再選と言う事なのだ。