共産主義は排除すべきである

大統領選挙後、暴力による共産主義革命を企む極左暴力集団が、全米で一斉蜂起をするだろうとの事が囁かれている。50年ほど前の、あの学生運動を思い出す様な予測だ。アメリカでの彼らは、BMLなどの各地に展開する暴動を扇動していると言われる。その最終目標は、アメリカを共産主義にしようということだ。

 

本来、共産主義とはマルクスによって打ち立てられた思想であるが、資本主義によって搾取され続けてきた労働者階級が立ち上がり、搾取のない労働者のための社会を目指そうというものだったと思う。しかし、その思想が権利意識を増長させ、階級の平等にとどまらず、男女や性的マイノリティといった、被差別階級の解放というロジックになり、さらにそれが共産主義の闘争による社会変革とむすびついているように思う。いわゆる、リベラルと言われる彼らは、その権力闘争こそが正当なものであるという認識があり、そのためなら社会の破壊は良いことのように思っている節がある。

 

もうこうなったら、社会の秩序どころではない。そして自分たちの考えこそが正義であり、民主主義などあったものではない。そして悪いことに、その過激な思想に、社会的不満分子と、それを利用する一部の利権層が結びついていることであろう。

 

共産主義は社会を良くしようとする考えがあったのだとは思うが、こうして見ると、根本的に間違った思想であると言わざるを得ないのではないか。神を排除し、大脳皮質だけでたどり着いた結論は、他の意見を受け入れられず、多様性に中に生きる生命の本質に背くものと言える。和を持って尊しとなす、という考えの方がよほど深い思想と思える。

 

アメリカの現状、そして中共北朝鮮の傲慢さや人権無視の状況を見ても、共産主義は排除すべきものと思う。