世界は舵を切っている

台湾とアメリカとのつながりが、日々太くなっている。李登輝元総統の告別式にアメリカ国務次官が参列した。そして、駐米台湾代表が、肩書きに「大使」を記した。ウイグル制裁法案が、下院でほぼ全会一致で成立した。

 

もうこの勢いは止められないだろう。民主党のバイデンも中国とのリセットを発言した。親中のフランスのマクロン大統領も、ドイツのメルケル首相も、反中へ舵を切った。

 

しかし、日本のメディアからは、習近平の来日問題がいまだに取り沙汰され、トヨタをはじめ大企業もいまだ中国から足を洗おうとはしない。日本から世界を見た状況は、世界の情勢から離れていく感じがいてならない。中国国民と中共との区分が未だに出来ていない。

 

僕は、改めて、世界の情報は「英語」からでないといけないと感じている。英語で流れる情報は、日本語のオブラートに包まれたものではないと気が付いている。日本語の情報は、日本人の思いやりの心が反映されていると言えば聞こえは良いが、もう、そんな躊躇は捨てなくてはならない。世界はもっと過酷で、残忍で、人を人と扱う事が前提ではない。その感覚で世界を見ないと、置いてきぼりになる危惧を感じている。

 

英語の情報を肌に晒すべきなのだ。僕も、ようやく重い腰を上げて、英語のニュースを聞ける様になろうと決心した。