今こそ台湾を守るアジアの盟主となれ

世界の対中国包囲網は、もう事実化している。EU委員長も中国の人権問題糾弾の方向にかじを切った。10月にはアメリカのポンペイ国務長官が、台湾を訪問するとの情報が漏れ伝わっている。また、バチカンは、ポンペイ国務長官と協議し、中国のキリスト教弾圧について検討に入った。この状況で、中国包囲網を無視することはできないのは明らかとなっている。

 

このようは状況でも、菅首相は、アメリカと中国の懸け橋になることを言っている。アメリカと中国の二者択一の情勢がここまで進展している中で、この判断は日本を世界から脱落させるものでしかない。日本の政界の感覚のずれは目を覆うばかりだ。

 

でも、もうこのような煮え切らない態度は許されなくなっている。なぜなら、10月には台湾訪問したポンペイ国務長官が、中国包囲網の協議で日本に来るからだ。台湾の中国からの離脱は、抜き差しならぬ状況の中で、このぐずった日本の態度は許されない。日本はどうする!と迫られるのだ。

 

日本は、態度をはっきりし、今度こそ、今こそ、台湾を守るアジアの盟主となるべきだ。かつて台湾を中国共産党から守った、根本中将の日本の魂が健在であることを示してほしい。それでこそ、他のアジアの諸国から信頼を勝ち得ることのもなるのだ。中国に捕らわれていたら日本の未来はない。