今こそ冷静に

29日のトランプ大統領の中国批判演説の後、全米で黒人差別のデモが過激化している。25日に黒人のジョージ・フロイドさんが警官に首を押さえつけられ、亡くなったことへの抗議である。31日にはデモが75都市に拡大、ロサンゼルスでは非常事態宣言がだされ、15州とワシントンでは州兵が動員された。

 

警察官による黒人の死亡は非難されるべきものであろう。何かの理由があったにせよ殺人はいけない。正当に処罰されなくてはならない。しかし、抗議のデモが暴徒化し、街を破壊しているのは明らかにおかしい。コロナ騒ぎにより、精神的に限界にきていることもあるが、何か鬱憤を晴らす様な行為には、何か別の意図を感じざるを得ない。

 

トランプを引きずり下ろしたい政治的意図や、中国非難の矛先をかき消そうとする意図や、米国そのものへの反対勢力など、裏でこの暴動を先導している様子がうかがえられる。今トランプ大統領がやろうとしている事は、過去になかった大きな変革であり、それに対する抵抗勢力が沢山いる事は明白である。その勢力が、なにが何でもトランプ大統領を混乱させるために、この事件を利用しているのであろう。

 

今こそ冷静に、大きな目標を揺るがさず、粛々と進んでもらいたい。これは、世界を変える総力戦なのだ。この様な暴動で脇にそれてはならない。僕も、心静かに、明るい光を見ながら、念を送ろう。