何かの力を感じる

今日は僕の部屋を一部模様替えをしました。それにしても、我が家も随分よくなったなあとつくづく思いました。このような模様替えは、2018年、2年前の今頃、家の中を変えてより生活しやすくしようとやり始めたことでした。最初は、台所の清掃から始めたのです。コンロ周りが油と埃で固まって、使える状態ではありませんでした。ガスもなかなかつかなくなって、お湯を沸かすのがやっとだったのです。そのガスコンロの周りから清掃を始めたました。コンロは母親が使っていたものに置き換え、なんとか料理ができるまでにしました。休日の合間にやる作業でしたから、半月ぐらいかかったと思います。でも、これができたことはその時の僕にとって大きな自信になったのです。

 

ぼくはそれから、台所の戸棚の整理をしたのです。よく使う鍋、調理道具を炊事場の周りに配置し、料理作業ができるようにしました。これには1か月以上かかったと思います。それから、ふろ場の掃除、トイレの掃除、階段の掃除など、夏が終わる頃、家の中が一回り明るくなったように感じた記憶があります。

 

それまで、家の中には関心を持たなかった僕でしたが、きれいになっていくことに不思議な嬉しさがあったと思います。今までの人生で、自分の部屋すらきれいにしてこなかったのです。その僕がこうやって黙々と家を清掃していったのです。今考えても何か不思議な力が僕をそうさせていたように思うのです。

 

秋になって、庭を整備し始めました。毎年そこら中に頭を出す筍をとり、生え茂った雑草を刈るだけでしたが、ちゃんと草花を植えられるようにしようと思ったのです。その作業は、土中に埋まった瓦礫をとることと、侵入した竹の地下茎を掘り出すことがほとんどでした。これは大変な作業でありました。大きなコンクリの塊も埋まっていました。秋からはじめて、翌2019年の春ぐらいまでかかったのです。でも、これをやり遂げました。台所の清掃から始めた作業で、僕は、なにか作業のコツみたいなものが分かってきていたのです。腰や手足をかばいながら、道具をそろえたりやり方を工夫して、雨が降らなければ毎日30分、仕事のある日でも出勤前にやったのです。我ながらよく続いてやってと思います。何かそうせざるを得ない力に押されていました。

 

そして2019年の春から、昔使っていた仕事場としての部屋、これは長いこと空き部屋になっていましたが、これを整備し始めました。そして1年余り、現在2020年の5月、ほぼその形は整ったと思います。当初、この部屋が、こんなに変化することは予想できていませんでした。でも、自画自賛ではないですが、とても使いやすくなっています。最初からこのようにやろうとしたら、とても続かなかったと思う。山を一歩一歩上がっていくように、気が付いたら高い峰を歩いていた、そんな気持ちです。これもなにか、僕の後ろを押してくれる力があったと思うのです。

 

さて、僕はこのような過程の中で、2018年の年末ごろから、新しい政治の動きを感じ始めていました。そのころインターネットをあれこれ見ていたのです。そして、2019年4月1日に旗揚げした山本太郎のれいわ新撰組と出会いました。僕が、こういう新しい政治の流れをいち早く感じ取れるのは、今までになかったことです。そして令和が始まった5月1日から、自分なりの行を始めました。僕は今、今までの自分が取り組んできたこと、考えてきたこと、挑戦してきたことをまとめていこうとしています。なにかここにも、力が働いている感じがする。正直に、誰にも媚びることなく、自分の道を歩いていこう、そんな思いがするのです。