命を懸ける

検事幹部の定年延期を法改正して衆院通過を急ごうとしています。なぜこの時期なのでしょうか。他の大事な政策検討など、やらなければならない事が山積みなのに、この問題に多くの時間を割いているのです。そこまで必死にやる理由はなんでしょう。とても平常な状態ではありません。

 

そして「色々な意見がありそれを真摯に受け止め…」と回答し、何らそれに対する意見を言いません。このまま態度だけ"真摯"に、何も議論せず、法律だけ通そうと言うのでしょうか?

 

ここまで来ると、理由は「検察捜査のがれ」と言われても仕方ないでしょう。いやはや、この国は終わったと思ってしまう。

 

その昔、為政者は命をかけて国をリードしました。それが成功するか失敗するかは、時代の状況によるのです。必ずしも成功するとは限りません。失敗したら、権力者は罰を受けてしまうのです。国を動かすということは、それほどまでに過酷であり命懸けの事なのです。自分の保身のために、言い訳のために準備しながら国を動かすなんていうことは、かつての日本では考えられなかった。

 

自分の信念と気概を持って、卑しくも言い訳なんかして欲しくありません。誰のせい、時期のせい、そして挙句の果てに理解してくれなかったから、そんなことを言うためなら、政治はやらないで欲しいのです。

 

森友学園問題もちゃんと説明し、中国やアメリカにちゃんとものを言えない理由を説明すべきです。それこそ"命懸け"なのです。そうであれば、僕ら国民は応援するでしょう。心から提言をするでしょう。国を盛り上げて行くでしょう。

 

今までの政治家ではない、真のリーダーの出現を国民が今こそ求めるべきです。