4月の24日、僕は半導体とTSMCとの関係を報じる深田萌絵さんのことを書いた。TSMCは台湾企業と言う顔を持ちながら、中国共産党とのつながりを持ち、世界の半導体シェアを牛耳ろうとしているということである。このことを論じる深田萌絵さんは、中国人と思われる人からいろいろな嫌がらせを受けていると言う。また、自分が経営する会社の工場が小火にあったと言う。
日本の半導体産業の衰退を憂えるその投稿に、僕は同感せざるを得なかった。それが嘘であるとか、でっち上げであるとか、売名行為であるとか、そのような雰囲気は感じ取れなかった。しかしその彼女の投稿に対して、ある保守系のユーチューバーが、それは売名行為でありフォローを増やすためのずるがしこいて手口だといったのである。
僕はその言葉にショックを受けた。しかし僕は、自分の感覚を信じて彼女の投稿をフォローし続けた。
しかし、彼女の投稿に対して、同調するユーチューバーは、ほとんどんいないのである。僕の知る限りでは、及川幸久さん、妙佛さん、ぐらいだと思う。でも、フォローしてくれたこの方々も、このテーマに関しては、僕の知る限り多分1回だけだと思う。
保守系で有名なSチャンネルも、Tニュースも触れないのである。そのテーマをさけているとしか感じざるを得ない。孤軍奮闘する深田萌絵さんが扱うこのテーマにとても深い闇を感じてしまうのだ。
僕が彼女を応援するのは、僕の感覚を信じるだけとなってしまっていたのである。ところが本日(5月9日)、とても嬉しい彼女の投稿みました。日本の政治がいかに自国の国民をないがしろにしているか、自分の利益だけで動いているか、そして中国に寄り添っているか、よくわかります。
その投稿によれば、ある半導体メーカーの社長から連絡があり、半導体産業はドラスティックに変化し、非常に大きな設備投資にお金がかかり、やりたくても、自分たちの力があっても、とても国の協力なしにはできないと言うのである。政治家たちは、自分たちに投資をしようとは考えない、それがとても口惜しいと言うのである。
実は、深田萌絵さんに対する、日本の政治家や官僚からの圧力がかかっていたと言う。曰く、日本の企業には新しいものを開拓する気力がない、他の国の企業に頼らざるを得ない、その企業を日本に誘致するしかない(日本の国民の税金を使って)。
このギャップ、この食い違い、これはなんということだ。
正直言って、日本の政治や支配層に対し、絶望感を感じる。もはや、福田萌絵さんや、彼女に意見を述べた社長さんが立ち上がらなければならないと思う。その意見を正々堂々と言えないこの国はどうなっているんだ。どんなに困難であっても、最終的に国民の声を代表する仕組みを作っていかなければならない。僕もその最終ゴールに向け、歩み始めようと思っている。