僕達日本人は、コロナ感染の現状をわかっているのでしょうか。この微々たる検査数と、医療現場の切羽詰まった状況と、依然不足するいマスクや防疫器具や人工呼吸器など、一体どうなっているのであろうか。そして明日には緊急事態宣言の延長の方向だと報道されている。生活や事業への手当も遅々として、困窮する人達はどうなっているのでしょうか。
かくいう僕も、どうしたらいいのかわからず、さりとて声を上げるでもない。困った、どうする、という言葉だけで時間ばかりすぎていく。現実に多数の国民が死亡し、一部地域で社会体制が崩壊して、どうしようもなくなって気付くのか？ 終戦の時、日本は勝つと最後まで信じていて、玉音放送を聞いてやっと日本が負けた事を知る事態と同じなのではないか？
社会が崩壊し、治安が乱れ、我が身を守ることで戦々恐々とした状況になりはしないか。不安と無力感を覚えてしまうのです。きっと立ち上がっていく人がいると、どこか他人任せで、自分だけのことを考えている自分が怖い。まずは、何ヶ月か生きていける事を、何時も担保しておく必要を僕は感じています。
