山本太郎の本気

 僕は、大脳皮質の限界と罪という事を言っています。つまり、大脳皮質によって作り出された「理屈」は、問題解決の道具としては限界がある事、また、それ(理屈)を万能とする考え方により、多くの人類の不幸が作られてきた事を主張しています。

 

大脳皮質は人類の出現によって大きく進化しました。なぜなら、人類にとってそれは必要だったからです。大きな集団を統治し、乱れを抑え、一つの方向に進めるためには、理屈によって合意をとり、納得させる必要があったのです。そして、それは成功しました。人類は地球上の覇者になりました。

 

しかし、理屈というものは、その裏にある意図によって、いくらでも都合よく変更できてしまうのです。原因があって結果がある、という事は科学の世界では言えても、人類社会には適応できまいのです。科学には意図はありません。しかし、社会には意図があります。それによって、白を黒という事ができるのです。これが理屈の限界です。このことは、AIの限界でもあるのです。それは理屈の世界だから。

 

 僕は数日前に、間食を止めるという決心をしました。それは今も続いています。続いている要因は、それが理屈ではないからです。大脳皮質で考えた自分への命令ではないからです。僕が今まで間食を止めることができなかったのは、それが大脳皮質からの理屈による命令だったからです。

 

人の行為は、大脳皮質からの指示を超越した時、変異するのです。そしてそれはぶれることはありません。このことを山本太郎からも感じ取ることができました。山本太郎の「本気」も、大脳皮質を超えた声によって動いているものなのです。そして、それは今の他の政治家にはないものなのです。

 


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