サイレント・マジョリティが、ノイジー・マイノリティを圧倒

どこまでも続くトランプ支持者の長蛇のラリーと、会場である空港に集まる群集を見た。トランプも一見して「Big Crowd」と叫んだ。このパワーは何ということだ。シャイなトランプ支持者の声が、今までその声を聞けていなかった一般アメリカ人達に届いたのだ。大衆は気がついた。今まで騙され続けてきた叫び声の嘘と、その裏に潜む邪悪な意図に。それはリベラルと言う衣を羽織った極左暴力集団であり、恐怖心と性欲や名誉心といった人間の動物としての弱点に漬け込む犯罪国家であり、全てを金で操れると錯覚しているとするごく少数の富豪や政治屋やエリート達である。サイレント・マジョリティが、ノイジー・マイノリティに勝ったのだ。

 

日本人に大和魂という武士道精神があるように、アメリカにも正義を貫く騎士道精神があるのだ。人は人間である前に動物であり、生命を宿す入れ物なのだ。そこには高々何千年の間に作り上げた大脳皮質の思考が、到底太刀打ちできない命の力があるのだ。

 

僕はこの大統領選挙の流れを見て、人はまだ見捨てたものではないと感じた。そう、この気持ち、この精神こそ、新しい目覚めのこれからの宗教であり、聖書であり、世界が共有できる力なのだ。だから、選挙結果がどうであれ、一度目覚めた人間達は、今までの何千年の仮の人類の姿を捨て、新しい人類に向かっていくしかないと思う。新しい時代は、先行する新しい精神によっているのだ。ルネサンス産業革命のように。そしてトランプは圧倒的な力で最終的に勝つと思う。