姿勢をよくする

僕はもともと姿勢がよくない。68歳になった今、ますます猫背になり、いかにも老人らしい姿勢になってしまった。

 

実は数年前から、何とか姿勢をよくしようと試みをしてきたが、解決はしてこなかった。自室の壁に「姿勢を正しく」とか表示して、自分に注意を喚起したり、背中に棒をいれてみたり、姿勢を正すコルセットのようなバンドをつけてみたりしたが、結局駄目であった。

 

だめである原因は、姿勢を正しくするのがその時だけであり、日常的に治ることはないからである。それと、姿勢を正しくすることが、努力をする事であり、自分に対して一生懸命に強いる事であったからである。

 

さて、話は変わるが、最近、肩こりが激しくなってきていたのである。家での大工工事や部屋の修繕などを続けていたことがその第一の要因と思っていた。でも本日、そうではないことが分かったのである。確かにそれも要因かも知れないが、より根本的には「猫背」が原因なのだ。さっそく、それを書いてみたい。

 

結論から言うと、正しくない姿勢も猫背も、その原因は「猫背」なのである。つまり、この二つは猫背を直せば解決するのである。そしてその解決方法は、手首にあった。

 

僕たちは日常は、親指が動作の主役である。握る時、持つ時、回す時すべて親指が主役である。そしてその動作は、親指側を内転、すなわち、右手なら左回り、左手なら右回りに回しているのである。実は、こうすることによって、肩甲骨が内側に回り猫背になってしまうのだ。そしてさらに、猫背になり重たくなった頭を支えるため、首のまわりの筋肉が固くなってしまうのだ。これが肩こりになる直接の原因である。

 

僕は今日、親指側ではなく小指側を意識して使うようにしてみた。カバンを持つときも、小指側で持った。こうすることによって、手首が外転するのである。肩甲骨の筋肉がほぐれるように感じ、痛みも軽くなった来たと実感するのである。当然ながら、こうすることによって、歩く時の姿勢も正されている。

 

肩こりの解消が、姿勢をよくする事になっている!これなら僕でも続けられると思った。

 

この記事で参考にしたYoutube


五十肩・四十肩の本当の原因