15年前の僕

今日は書籍や保管資料の整理をしました。数年ぶりの整理です。前回は、将来使うかも知れないものはすべて保管しました。でも、今回は、自分の残された時間の中で、意味を持つもののみ保管することにしました。それは、今後数年の間確実に使うと思われるものと、今の僕を形成した過去の道標となるものです。

 

この様に考えることによって、今までどうしても捨てられなかったものの整理ができました。僕がこの世でやれること、やるべきことを考えるきっかけにもなりました。プログラミングの本はだいぶ破棄しましたが、歴史や哲学の本はほとんど残しました。前回の整理の時とは、僕もずいぶん変わったなと感じます。

 

一方、僕が過去に勉強したもの、作成した資料はほとんどそのまま残しました。まわり道だったり、うまくいかなかったとしても、その過程はすべて今の僕を作っているのです。その流れを反芻できるようにしておきたいのです。中学一年の時に書いた日記から、青春時代、病気療養の時代、書いたものはそれなりの量があります。それから、社会に出てからやってきた、企画やプロジェクトやシステムの記録はやはり大切です。これも今の僕の一部であるし、その時のエネルギーを感じることができるものです。

 

この中のひとつで53歳の僕ややっていたことをみました。たった15年前ですが、はるか昔の事に感じました。色んなところをよじ登ってきたんだなあと思いました。大きな変化を感じました。もしかしたら、今後の15年間も予想をはるかに超えた変化をしているかもしれません。でも、もう大きな方向転換はできませんね。

 

できる限り僕の目標を明確に持ち、失速しないように、この世でやれることは確実に進めていく決心をします。そして、それが形として残り、家族や周囲の人に伝えられれば幸いです。