心のウォーキング

僕は1日一万歩位歩ことを目標にしています。警備と言う仕事柄、勤務中は八千歩位歩きます。でも休日は、1日中家にいればほとんど歩かないことになります。ですから休日はつとめてウォーキングをするように心がけているのです。昨日も、休日でしたが、沿線のメイン駅までウォーキングしました。

 

ウォーキングした後は、疲労感もありますが、気分が良いものです。休日が充実した1日に思えてくるのです。ウォーキングは、血液の循環のみならず、気分の循環も果たしてくれるようです。

 

はて、僕は、心のウォーキングもあるんだということに気が付きました。心にとっては、愛するものに情をかけ、慈しみ大切にすることが元気のもとです。その心が元気になる基礎体力を作ることが、心のウォーキングです。僕にとって、マリンバの練習はまさにそれなんだと気が付きました。

 

僕は、昔弾いていた曲を復習する傍ら、日本の童謡を練習しています。何度も何度も同じフレーズを練習しながら、心にリズムができてくることを感じるのです。早春賦、朧月夜、日本にはいっぱいいい歌があります。

 

人に聞かせるでもない、繰り返しのフレーズが、僕を満たされた気持ちにしてくれるのです。あーこれが心のウォーキングなんだなぁと思ったのです。

 

いま、体の健康ブームが盛んです。しかし心の健康がおろそかにされている気がするのです。音楽でもいい、絵でもいい、詩でもいい、そういう心の表現が人間にとってとても大事なのだと思うのです。心の表現を持っていることがとても幸せなことなのです。

 

学校の勉強では、なかなかこれは得られません。やれテストだ、やれ塾だと言って追い立てられるからです。情操教育の大切さ重んじる社会が来ることを望みます。