今こそ自分への投資

アフターコロナの世界は、もう以前の世界とは違っている。経済も人との交流ももう以前と同じ様ではない。経済活動が縮小し、収益を得ることも難しくなっている。ただただ、これまでと同じ繰り返しではもうだめなのだ。

 

人との交流が減り、一人で考える時間が多くなっている。こんな時、バラエティー番組を見て時間を過ごしてばかりではいけない。収入が減った分を補充する手段を作っていかなければいけない。世の中や会社に頼って、お金をいただくことだけではそれは達成されない。自分に何ができるか。そして人に喜んでもらえるような何かを提供できるか、考えなければいけないのだ。

 

言葉でもいい、物でもいい、サービスでもいい、人との交流を保てるものを、今作っていかなければならない。今ある自分の資産を利用して、次の時代を生き抜く術を作るため、自分に投資をしていくことを考えるべきだと思う。

 

優しい言葉をかけたり、思いやりのある配慮をしたり、これらは嘘ではできない。自分がなければできないのだ。そしてこれがあることによって、人との交流、さらには物の交流ができるようになる。

 

僕たちは、学生時代から競争と損得の感覚で生きることを強いられてきた。そのような中では、自分自身を見ることも、自分の中身を作ることも難しい。しかしこれからはその中身が必要なのだ。その中身を作るために、今持っている資産と教養と技量を見極め、その中から自分にできることをつかみ出すのだ。

 

アフターコロナはもう間近である。いや、否応なしにそうせざるを得ない。だからこそ今、心、体、考え方、人に喜んでもらえることへの投資が必要と思う。