事実を見ず、認識を見ている

メディア報道だけを見ていると、事実認識ができない事を前回書きました。よくよく考えてみると、人間は、「事実」を見てなく、報道を通した「認識」を見ているのです。かつて、地上の弱者であったホモ・サピエンスは、頭に描いたイメージを元に思考することのよって、大集団として協力できる様になり、大きな力を持つようになり、地球の覇者となりました。集団の成員たる個人は、全体が直に見えなくても、全体の構成を頭の中にイメージする事により、協力する事ができる様になりました。ですから、このイメージする能力は人間の最大の能力といっても良いのです。

 

しかし、今回の大統領不正選挙では、その能力によって、人類社会が崩壊に危機に立たされているのです。全体を把握するためにあったイメージが、コントロールされるための手段として使われてしまったのです。正しい事実認識がなければ、正しい判断はできません。偏向報道によって植え付けられた世界のイメージは、社会を崩壊へと向かわせているのです。

 

ヒトラーに統率されたドイツもそうでした。共産主義ソビエトもそうでした。そして現代、中国や北朝鮮がそうであると言えます。これらの社会は、作られたイメージで国民がコントロールされ、結果として多くの人間が犠牲なっていくのです。

 

しかし、今、こともあろうに民主主義のアメリカで、同じことが起きているのです。事実を見れなくなった国民は、盲目的にバイデン候補を応援し、結果として社会崩壊の方向へと進んでいるのです。

 

いま、イメージという能力を授かった人類は、その危機から立ち直るために、「事実からイメージを作る」事をしなくてはなりません。そのためには、一人一人が、自分の目で見、「自分の頭で考える意識」を持たなくてはならないのです。他人の意見ではない、事実から、そして事実を伝える人の報告をから、考える習慣を持たなくてはいけないのです。一人一人が意識的に考える事を始めなくてはならない、人間の意識革命とさえ思います。