命がけ

香港の民主化運動のリーダーで、2019年6月に違法集会を扇動したなどとして公安条例違反に問われ周庭さんが、5日香港の裁判所で有罪判決を受けた。周氏は裁判終了後、記者会見し「(量刑で)収監されることになるのかどうかは分からない。香港国家安全維持法(国安法)による恐怖感に負けず、香港の自由と民主主義のために闘っていく」と語ったと言う。

 

23歳という若い女性が、勇気を持って命をかけている事に、驚きと恥ずかしさを覚える。僕はどう行動したらいいのだろう。何をしてあげられるのだろう。

 

そして、先月亡くなった、台湾の李登輝のメッセージを思い出す。2018年7月8日のインタビューで、次の様に語った。

 

 「日本はいつまでもアメリカに頼ってばかりいてはダメだ。憲法を修正(改正)して対等な協力関係を結び、自立しなければならない」  「正しいと思う道なら、お前、死に物狂いでやってみろよ」

 

正直な気持ちになると、旧制高校生のような純粋な口調になる。ああこの人も、命をかけていきてきたんだ。

 

僕はこの命を何に捧げたらいいんだ。今からでも、本当に自立した自分でいたい。