魂は何も持っていなかった。
何もできなかった。
でもこの世に生まれ落ちた時、
手足や眼や耳、そして心を与えられ、
動くこと感じること考えることができるようになった。
魂は、慈しみ、労り、優しい自分であることを
学びに来たのです。
縁した妻や夫を愛し
子供を慈しみ
親を労り
そうしたかったのです。
仮にそういう縁を持たなかったとしても
草花や動物たちを可愛がったり
絵を画いたり歌ったり
そうして優しい自分を味わいたかったのです。
だって、魂には肉体も心もないのですから。
人が必死に生きるのは、
そういう魂のエネルギーがそうさせるのです。
でも身体や心は
その魂の求めを手助けする本来の役割を忘れ
他と比較し争い、
挙句の果ては自分を傷つけているのです。
魂を慈しみ大事にし
魂の声にならない声を聞かなくてはならないのに
この世に生まれ落ちた魂を大事にして下さい。
それができるのは、魂を宿すあなた
身体や心です。
あなたが大事にしなくて誰ができるのでしょう。
そうしたら、魂の本来のエネルギーが
優しさや愛や心地よさに
導いてくれるのです。
魂がやりたいことはこれなのです。