人類の二極化

考え続けると言うことにはエネルギーが要る。努力がいる。考え続けると言う事は、生命の命の灯をともし続けると言う事でもある。考え続ける限り、その人は確固として自分であり、他人から支配される事は無い。

 

怠惰になると言う事は、考える努力を止めると言うことである。なぜならそのほうが楽であるからだ。考えなくなった人は、コントロールしやすい。実は、これこそ悪魔が世の中を支配しようとする手口でもあるのだ。このことをナポレオンヒルが、著書「悪魔を出し抜け」で言っている。また、アインランドも、その哲学の中で、これこそ古来の支配者の根本的手段であったと言っている。

 

さらに言うと、思考の停止とは、マイナス思考でもあるのだ。もう考えるのはやめよう。このままでいいじゃないか。新しい事はめんどくさい。などなど。そして、マイナス思考は、さらに大きなマイナス思考を呼び込む。

 

僕は今の世の中は、基本はマイナス思考であると思っている。マイナス思考が全般的であるから、その方が逆にうまくいくのだ。だから、積極的に何か新しいことをすると、叩かれるだけなのだ。考える人、真面目な人、誠実な人、こういう人たちが馬鹿を見ることが多いのだ。

 

しかし、社会は変わりつつある。なぜなら、今までの支配者のやり方も、考えない怠惰な生き方も、限界になりつつあるからだ。今、一部の人たちはもう目覚め始めている。そして、その人たちは先が見えている。そして、その目覚めを、YouTubeなどで一所懸命拡散している。しかし、それに気付かない人達は、相変わらず現状のままでいるのだ。

 

本当に自分の手足や頭で考える人たちと、今まで通りに考えない人たちの二極化が始まっていると思う。今はその考えない人たちへの、覚醒猶予期間なのだ。覚醒していかないと、世の中が変わってしまった時、その変化についていけなくなってしまうと思う。