マイノリティーのトランプ支持の訳

14日のワシントンDCでの、不正選挙反対、選挙を盗むな「Stop the Steal」行進には50万人が参加し、8車線の道路は群衆で溢れたという。トランプ支持者が全国から駆けつけているのだ。「トランプ大統領は僕達アメリカ人の為に戦っている。だから、今度は僕達がトランプ大統領を応援するんだ。」居ても立ってもいられず駆けつけた思いが伝わってくる。

 

これは、またしても、我那覇真子さんの現地からのYouTube発信で分かったことだ。僕は、報道とは、まさにこれなんだ!と、感じた。ありのままを、現地に行けない人に、できる限り現場の様子を伝えてくれる。今の偏向報道を続けるマスコミを正してくれるのは、彼女のような人であると思う。危険なこともあろうが、1人で現地に乗り込み、一生懸命様子を伝える姿に応援せざるを得ない。

 

さて、この報道で気付いた大事なことがある。それは、マイノリティーと言われる人達がたくさん参加していることだ。伝統を重んじるトランプは、白人至上主義と書かれたりするが、そうではない。ゲイやトランスジェンダードラァグクイーンなど、人目をはばかること無く参加しているのだ。どうしてなのだろうか?

 

その理由は、この人達の中の、こだわりを捨てた明るさだと感じた。

 

リベラルが主張する、権利だとか差別だとか、そんなことに焦点を当てた意識ではなく、この「開放感」こそマイノリティーと言われる人達が求めているんだと分かった。自分を大事にしよう、アメリカを大事にしよう。これは、単なる政治的なキャッチフレーズではなく、人間の根源に関わる思想的なものなのだ。

 

これで、トランプを支持する黒人やヒスパニックが多くなったことも分かる。女性の支持も増え、下院では共和党女性議員が増えた要因もこれなのだ。理屈や権利主張ではなく、お互いに自分を大切に生きよう。これこそトランプの戦いの結果、アメリカ人が気づいたことなのだ。