落書き


アスファルト舗装の上に落書きを見ました。久しぶりに子供にであった気持ちになりました。ああ昔は当たり前のように、アスファルトの道でも裏道なら地面に丸や四角をチョークで描いて、ケンケンや鬼ごっこなどしたものでした。それを見ても子供の遊びとして許してもらえる雰囲気があったように思います。さすが人の塀に落書きしたら怒られましたが。

 

でもこの落書きには思わず笑みが出ました。何をどんな世界を作ろう思ったのでしょうかね。嬉々として絵をかいて遊ぶ子供の様子が目に浮かびました。遊びは子供の原点です。その原点の力が、遠く子供だった大人の原動力になっていると僕は感じます。

 

それにしても最近は、子供たちはみんなお利口さん、お行儀よくなっちゃった。親がが叱ったり、隣近所が白い目をしたり、今の子供は子供らしさを発揮できないですね。そのあり余るエネルギーはどこに向かっているのでしょうか。ちゃんと燃焼しているのでしょうか。

 

確かに、車が走るし、変な人も通るかもしれないし、昔の道とは違いますね、でも、かつて子供だった、子供をやらせてもらった大人として、子供の世界を膨らませるような空間を普段の生活の中に創りだしたいと考えます。

 

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落書き