リベラルの正義の定義は間違っている

2月4日 週刊誌のTimeは、モリー・ポール氏の"The Seacret History of the Shadow Campain That Saved the 2020 Election"と言う記事を掲載した。2020年の大統領選挙を救った運動の秘話と言うことである。張陽さんのチャンネルによると、彼女は、左派の活動家やビジネス界の大物たちが、影で協力し2020年の大統領選挙でトランプが落選するように、選挙の制度や法律を変える陰謀が行われたと書いた。

 

堂々とその運動を「陰謀」と呼び、それはトランプの独裁を退ける正義の戦いであったと定義したのだ。極左の運動や報道の規制や選挙投票の仕組みなど、これらの不正は、正義のための戦いであるとしたのである。不正や陰謀に勝る正義があると言うのである。つまりその正義のためには不正や陰謀があっても良いと言っているのである。

 

ではその正義とは何であろうか。それは、オバマ大統領が進めていた医療保険制度など、社会主義制度を進め大きな政府を作り、アメリカを全体主義的な国家にしようとする方向である。これはアメリカの伝統的な考え方とは違う、いやそれを破壊する考え方であると言うことが、トランプ大統領によって全世界に暴露れたものである。おそらくその正義には多くの利権が絡み、それそのものを問い正す事は許されないのである。

 

ですから、民主党の正義を主張するためには、トランプはあってはならない存在なのである。法律やさらには憲法に逆らってでも、トランプを排除しなければならないものだったのである。これが民主党リベラルの言う正義という言葉の定義なのである。

 

と言う事は、今のアメリカを破壊しても構わない、伝統を破っても構わない、と言うことになるのだ。そのためには選挙の不正は正しいことになる。しかし国民の声を反映しない、不正によって作られた政治がどうして正義と言えようか。明らかに民主党リベラルの言う正義の定義は間違っている。タイムズのこの記事によって、アメリリベラリズムのおかしさが露呈されたと言っていい。そしてそのおかしさを認識できないように、またもや、報道で世論をコントロールしようとしているのだ。アメリカが、このおかしさに埋もれないことを願うのみである。