自立を海外から学ぶ

日本大好きというマレーシア女性のユーチューバーが、日本を応援してくれています。マレーシアは第二次世界大戦前まではイギリスの植民地でありました。それに対して、アジア諸国よ独立して共に生きようとして、マレーシアではイギリスとそれに加担する勢力と戦って解放してくれたのが日本だと、言うのです。そして、マハティール首相の言葉を紹介していました。

 

1994年自社さ連立で出来た内閣の村山首相が訪問し戦争のお詫びをした際、マレーシアのマハティール首相は、「50年前に起きたことを日本が謝り続けることは理解できない。過去は教訓とすべきだが、現在からさらに将来に向かって歩むべきだ。アジアの平和と安全のために、すべての役割を担ってほしい」と述べました。これに対し、村山元首相は一言も発することがなかったのです。

 

お詫びし、謝り続ける日本を叱っているのです。日本を取り戻してほしいと、願っているのです。僕もこの事は忘れていました。また、それを聞いても、当時の僕は、日本がそう言うのは仕方のない事だとして、村山首相の言葉に疑問を抱きませんでした。

 

過去を否定し続ける日本、これでは自立した国家、国民になれるわけがありません。アメリカにへつらい、中国に媚を売る、これではいつまで経っても、自らの頭で考えることは出来ません。

 

このユーチューバーの言葉で、欧米とそれに協力する中国が隠し続ける不都合な真理を見た思いです。

 

不都合な過去を隠すのは、悲しいかな人の性(さが)です。しかしそれから脱却するには、まず日本人が学ばなくてはいけないのです。

 

でもこうして、海外の人から応援のメッセージを耳にすると、勇気が湧いて来ます。正しさを発信していけば、それは欧米にも届きます。マッカーサーは、回顧録天皇と会見し、それまでの天皇に対する認識を変えてた事を述べています。硫黄島で激闘したアメリカ司令官スプールマンスは、日本兵の高貴さに感激し戦後その事を講演して回ったのです。「日本には君たちの想像を絶する素晴らしい青年がいる」

 

高貴な心は、努力し続けた精神には必ず届きます。そして、日本人として自立した人になることを決意します。