野武士
黒川検事長問題に揺れる中、次期検事総長に浮上してきたのが林名古屋検事総長です。検事総長の有力候補として名をあげられていたが、黒川氏に先を越されたと言われています。
文春オンラインの記事によれば、その黒川氏は、特異の感覚で政治家に取り入るのが上手く「猛獣扱い」と影で言われていたそうです。人に取り入り、手なずけるのがうまいと言うことなのです。そして法務大臣の信頼を勝ち取り上手く泳いできたと言う事です。
これに対し、林氏は政治介入を許さぬ「野武士」と称され、誰とでも合わせられるのが黒川氏と対比されています。
僕は今の政治家を見ると、厳しさや気骨を感じられません。このようなお友達政治は、お互いの傷の舐め合い許し合うような構造になってしまうものです。今回黒川氏が降りたことで、政治の世界の崩壊が幾分遠のいたと感じます。
今こそ、気骨ある野武士の登場を各所に望みます。そして、息の出来る社会になっていくことを望むものです。
「誰とでも合わせられるのが黒川氏なら、林氏は野武士のような男だ。不当な政治介入に厳然と戦う姿勢がある」