やりたい放題

黒川検事長の辞任劇は安倍政権の終末の始まりではないでしょうか。またこれは、お友達政治の清算のきっかけではないでしょうか。いやそうしないと、日本はもうどうしようもなく息苦しい国になってしまうと思うのです。

 

賭けマージャンに付き合って情報をもらおうとする報道関係者、これはお友達国家の始まりです。このような形でないと情報をもらえない、としたら、政権はどんどんやりたい放題になってしまいます。報道機関として、政治の監視役としての役割も果たせません。それはもちろんですか、、

 

黒川氏の問題について、責任を感じて辞職伺いを出した森法務大臣を総理は遺留しました。これも、内輪の茶番劇・プロレスごっことしか思えません。責任を感じたら、断固辞めたらいいのです。最初からやめる意思はなかったとしか見えません。これこそ、現稲田検事総長の辞任要請であるように見えるのです。そして、黒川氏の定年延長の問題の本当の闇がここにあるということもわかってしまいました。

 

というのは、稲田検事総長は、2019年の参議院選挙広島において、河合議員に1億5千万という法外な選挙資金が流れた件で捜査を進めています。これは安倍総理を批判する横手顕正に対し河合杏里氏を当選させるための意図があったことは明白です。しかし、もしこの資金の流れで違法性が見つかれば、安倍政権の終わりとなる可能性があるのです。

 

保身のためにやりたい放題に手を尽くすのです。森友学園問題も同じような流れです。自分に分が悪いと思われると、あらゆる手を使ってもみ消しを図るのです。これでは身内の政治になって、日本は崩壊してしまう。僕は今回は危機感を覚えます。