習近平の国賓来日に断固反対

16日のニュースで、日中の外相が会談し、習近平国賓として招くこと一致したと報道されました。僕は、習近平国賓来日に断固として反対します。

 

単なる訪日ではなく、国賓として訪日するという事は、日本が現在の中国の政治姿勢を認めるという事になります。しかもそれを天皇がお墨付けを授けるという形になります。僕は以下の理由でこのことに反対します。

 

  • 武漢肺炎への対応で、当初その情報を隠蔽し結果として日本をはじめとし、世界への感染を招いたこと。
  • 尖閣諸島への武力進出を止めようとしない事
  • ウィグルやチベットでの人権弾圧が国際的な問題として指摘されていること
  • 南京大虐殺などを日本の残虐性として現在も主張していること

 

国賓として招くという事は、これらのことを天皇が認めたという事になり、中国はそれを利用し国際社会にさらに進出することになるでしょう。このことを日本国民が望んでいることでしょうか。今の中国の政治姿勢を日本国民が許しているのでしょうか。

 

現在の安倍政権は、もはや日本の政権とは思えません。また、香港や台湾、さらにチベットやウィグルの人達は、この日本の方針に絶望感すら覚えるでしょう。また、アメリカやインドなど中国の政策に批判する諸外国は、日本のこの姿勢を非難することはあっても評価することはないでしょう。

 

現時点の中国を隣国として助けていくことは大事なことです。しかし、その助けるべきは中国国民なのであって、中国政府ではないのです。中国政府を助けることは、現在進行中の武漢肺炎の犠牲となっている中国国民を助ける事にはならないのです。

 

真に世界を良くしていこう、平和にしていこう、という目覚めかけた世界の動きに水を差すようなことはやめてほしいと思います。安倍政権というものが、もはや日本国民とは乖離した権力になってしまった感じを持ちます。