会社大丈夫か?

10月から消費税は10%となり、最低賃金も東京で28円上がります。また今年から有給消化も義務つけられました。後の2つは労働者の立場からすればありがたい話ですが、全体としてどんなものでしょうか。多少給与は増えたしても消費税で持っていかれてしまうというように見えます。それよりこんな政策を続けたら、自分たちが勤める会社自身が大丈夫だろうかと心配になってしまいます。

 

警備員500名程度の警備会社で年間5億円売上として考えてみましょう。お客様への値上げは難しいとすれば、年間100万の消費税負担増。それから通勤費だって馬鹿に出来ません。一人当たり平均月1万円の通勤費とすると月の通勤費は500万円で、消費税は月1万円年間で12万円の増加です。

 

勿論賃金は最低賃金でやっていますから、一人当たり月に100時間の勤務としても500×100×30円で月に150万円の負担増です。年間にしたら1,800万円です。これじゃあやっていけません。おまけに有給消化です。

 

政治は何を考えているのかと思ってしまう。苦しくても頑張っている人、必死で踏ん張る会社を締め上げて何を得られるのでしょうか?

 

その前に国民にお金が回るようにしなければならないです。一部の人や会社にお金が流れていくのでは元気になれません。最低賃金をあげるにしてもまずはお金が流れるようになってからです。順番が逆のようにしか見えないのです。

 

すみません、悲痛な叫びになってしまいました。